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日本に登場
日本でファイナンシャルプランナーという言葉がきかれるようになったのは、
1980年代の後半です。
多くの金融商品が発売されて、商品の選択肢が大きく広がりました。
顧客が金融商品を選べるようになり、一般の人々の間から、
効果的にお金を増やすにはどうしたらよいのか、教えてほしいという要望が
多くなってきました。
また、住んでいる土地の地価が上昇して、税金の問題を抱えるようになった人もいます。
このように、個人資産をトータルで設計しなければならない時代が到来し、
金融機関では、ファイナンシャルプランナーの手法を取り入れるようになったのです。
税理士や会計事務所でも顧客の節税に合わせ、
資産運用のアドバイスをするところも出てきました。
1987年にはファイナンシャルプランナーの普及と養成を目的に、
「日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)」が設立されました。
こうして1980年代の終わりごろには、ファイナンシャルプランナーが
世間に知られるようになったのです。
しかし、その頃は好景気で「財テクブーム」だったため、
「ファイナンシャルプランナー=財テクアドバイザー」という偏見がありました。
本当にファイナンシャルプランナーの仕事が正しく理解されてきたのは、
1990年代後半に、不況が深刻化になってきたころです。
生命保険の見直し、住宅ローン、貯蓄の目減りなどが、重く家計にのしかかってきたのです。
でも、これらの問題は、一般人には対処が難しく、その結果ファイナンシャルプランナーが
注目されるようになったのです。
こうしてやっと、ファイナンシャルプランナーの知識に関する必要性が、
認識されるようになりました。
第一次ファイナンシャルプランナーブーム
日本にファイナンシャルプランナー資格が導入されたのは1987年です。
まさに、経済はバブルにさしかかった時期。
個人金融資産の拡大が注目され、
個人資産を「貯めるから増やす」へ移行させるため、
ファイナンシャルプランナーが養成されました。
そのため、当初ファイナンシャルプランナー業務の中心は、
土地を担保に借り入れをさせ、アパート経営を推進したり、
相続税節税のための、保険加入を勧めたりといった、金融機関側中心のものでした。
こうした時代を反映して、ファイナンシャルプランナー資格が注目され、
第一次ファイナンシャルプランナーブームになったのです。
02-3 第二次ファイナンシャルプランナーブーム
第一次ファイナンシャルプランナーブームのあと、バブルが崩壊しました。
消費者の間に、一生涯を通したライフプランを考えることが大切だ、という考えが、
芽生えてきました。
そんな中、2001年までに、金融業界の競争を制限する規制を、段階的に廃止し、
市場を活性化させようという「金融ビッグバン」が打ち出されました。
さらに、金融機関の統合が始まり、破錠に備え、
「ビッグバンに乗り遅れるな」という考えが個人消費者の間に広がりました。
そしてその道の専門家として、ファイナンシャルプランナーが
注目されるようになりました。
雑誌やテレビで引っ張りだこになり、人気が再燃しました。
これが、第二次ファイナンシャルプランナーブームです。