ファイナンシャルプランナー資格試験とその仕事

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提案書

出来上がったプランは、提案書にまとめて顧客に提示します。

提案書は、できる限りわかりやすく、読みやすい内容にしましょう。
文字だけではなく、図表やグラフなどを、バランスよくレイアウトすると、
見やすくなるでしょう。

作成にあたり、プラン実行前とプラン実行後の、2通のキャッシュフロー表を作成するのが、
顧客には親切です。そして何よりも、必ず期日までに提出してください。

顧客には、自分のためのプランであるということを、認識してもらえるような
提案書作成を心がけましょう。

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プランの実行

提案書の作成ができたら、顧客と面談し、内容の説明を充分に行います。
不明な点は質問をしてもらい、プランに納得してもらえたら、実行に移ります。

具体的には、ファイナンシャルプランナーが、顧客に代わって
保険の加入や変更手続きをしたり、不動産の売買手続きを行ったりします。
また、弁護士や税理士など、それぞれの専門家を紹介する場合もあり、
ときには、これらの手続き方法を、顧客にアドバイスすることもあります。

業者や専門家を紹介した場合、紹介先から紹介手数料が支払われます。
でも、だからといって、顧客のニーズに合わない商品を勧めたり、
むやみに会社を紹介してはいけません。

あくまでも、ファイナンシャルプランナーと顧客との信頼関係が
一番大切です。
顧客第一に考えることを、忘れてはいけません。

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不動産の活用

個人資産の中に、不動産が含まれる場合、それをどのように活用するかは、
非常に重要となります。

なぜなら、不動産の売買では、かなりの金額が動くからです。
そのために慎重さも要求されます。
そして、もし売却した場合の、所得税、相続税などの、税金も考慮しなければなりません。
できるかぎり節税したいものです。

そのため、不動産活用の資産設計には、多種多様な知識が必要になります。
プランニングの際、ファンナンシャルプランナーだけでなく、
不動産鑑定士、司法書士、行政書士、税理士といった、専門家と協力しながら
進めていきます。

その他、住宅資金作りや住宅ローン返済などの相談も、ファイナンシャルプランナーの
仕事の一つです。

ファイナンシャルプランナーにとって、不動産は決して無縁の分野ではないのです。

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ローン設計

ローンプラン設計をする際に、最も重要となるのは、家計の収支を総合的に捉えることです。

借り入れ前に、返済能力を考えて、無理のない返済計画を立てることは重要なことです。
また、借り入れ後の繰上げ返済や、低利ローンへの借り換えで、
効率よく返済するプランの検討をします。

ローンによって節税できる所得税、相続税なども考慮します。

たとえば、金融資産で3%の利回りがあっても、借り入れ利息が5%では、
総合的に見ても2%のマイナスが発生してしまいます。

このようなことが起きてくる場合は、ローン返済に充てたほうが、
有利になる場合があるということも知っておかなければいけません。

この辺の見極めが、顧客にとっては難しいことなんですね。
ファイナンシャルプランナーがプロとして、しっかりアドバイスできるように、
常日頃から、金融情勢をしっかりチェックしておきましょう。

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年金設計

老後の資金を設計する際、年金設計が組み込まれます。

老後の資金としては、国民年金、厚生年金、共済年金といった公的年金のほか、
退職金、所有不動産などを、資金源として、プランニングしていきます。

今の時代、公的年金だけで、老後の生活をまかなうのが、非常に難しくなってきています。
ファイナンシャルプランナーは、そのための対策として、民間商品の保険などを
年金に切り替えられる商品についても、研究する必要があります。

公的年金の見積もりは、加入期間、転職の有無、制度改正など、
様々な影響により、複雑になっています。
その場合、社会保険労務士との協力で、年金設計をすることがあります。

年金は、老後、これから生活していくための大切な資産です。
少しでも無駄の無いような年金設計は、人生を大きく左右する
重要事項だといえますね。

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保険設計

万一の事故や災害などが起こった場合への備えが、保険です。
事故や災害などが起こっては困りますが、
絶対に起きないという保障はありません。

万一の事故や災害などが起こった場合を想定し、経済面での備えを計上しておくことも大切です。
主に、生命保険や損害保険を組み合わせることによって、これらのリスクに対応できます。

経済面での備えが少なくては不安で役に立ちませんし、
逆に備えが多すぎると保険料や税金が、家計に重くのしかかってきてしまいます。

これらの問題に的確な判断と設計をするために、ファイナンシャルプランナーとして、
保険の種類や商品の知識が必要です。
また、公的保障制度でカバーできる範囲も知っておかなければいけません。

商品の種類が多く、情報変化も激しいので、ファイナンシャルプランナーの
実力が、そのまま顧客の保険設計に大きく影響してきます。

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収入と支出の分析

顧客の収入と支出を分析することは、資産設計の基本作業です。
家計状況の把握や将来の予測をするには、必要不可欠です。

給与や賞与、年金などの収入と、ローンや保険料、生活費や教育資金などの支出を
分析していくと
「保険をかけすぎていて支出が多い」とか
「あまり運転しない車に税金がかかりすぎている」
などの問題点がわかってきます。

ファイナンシャルプランナーは、このような問題点を的確に発見し、
検討、修正をします。

このとき、なるべく顧客の要望に合った形に修正する方法を取るのですが、
顧客ではない、ファイナンシャルプランナーなどの
第三者が分析した方が、問題点は発見しやすいといえます。
また、顧客自身が、まったく気がついていない問題点があるということも考えられます。

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プランニングに欠かせない能力


ファイナンシャルプランナーにとって、顧客が抱えている問題を発見し、
解決する能力は絶対不可欠です。

しかし一口にプランニングと言っても、顧客自身の情報や取り巻く環境は、まったく違います。
そこから様々な問題点を見つけ出し、分析する能力が必要です。

まず顧客の情報を収集し、顧客自身が気付いていない、隠れた部分の問題点を見つけることです。
そしてそれを解決するために、様々な角度から解決策を試みて、プランの実行へと進みます。

いろいろな角度から、いろいろな考えから、物事を見たり分析したりといった能力が要求されます。
柔軟な考えを持って、顧客が抱えている問題を上手に引き出せることが望ましいですね。

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ファイナンシャルプランナーの倫理観と価値観

ファイナンシャルプランナーは、顧客からプライバシーに関わる重要な情報を提供してもらいます。
そのための情報管理、セキュリティには万全を期して、
何があっても絶対に情報が外部に漏れることは許されません。

顧客に対して、信頼できる人間性と、高い倫理観が必要です。
日本FP協会では、顧客に信頼されるファイナンシャルプランナーとなるよう
「会員倫理規程」を設けています。

従って、国家資格にもなったファイナンシャルプランナーですが、
倫理観に欠ける場合には認定を取り消されることもあります。

顧客に信頼され、満足してもらうファイナンシャルプランナー業務をするためには、
高い倫理観を持って携わなければなりません。

一度失った信頼関係は、中々元には戻りません。
また、たった一人のファイナンシャルプランナーが倫理観に欠けるだけでも、
同僚や関連資格者にも多大な迷惑がかかる事を、肝に銘じておきましょう。

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ファイナンシャルプランナーとして生き残っていくためには

経済の低迷、終身雇用制の崩壊、リストラ、老後は年金に生活保障を託せない、
など、先行き不安な社会環境の時代で、いかに適切な資産形成をするかに注目が集まっています。

その専門家であるファイナンシャルプランナーへの認知度、関心、期待、ニーズも
年々高まってきています。
そうなるとファイナンシャルプランナー人口が増加し、競争が激化します。

そこで、ファイナンシャルプランナーとして現状に甘えず、
常にステップアップしていく努力をし続けなければいけません。
怠慢な業務態度では、激化競争に負け、業務をすること事態、
難しくなってしまうかもしれません。

今後、顧客ニーズにしっかりと応えられるファイナンシャルプランナーとして
生き残っていくためには、顧客の信用を得ることはもちろん、
自分の得意分野をしっかり持って、能力を高めていく努力が必要です。

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